宮城交通

icsca 12月6日(予定)サービス開始

2015年12月6日(予定)、ICカード乗車券「icsca(イクスカ)」のサービスが当社でも開始となります。

icscaの概要

icscaは仙台市が発行するICカード乗車券で、2014年12月6日に地下鉄南北線で先行サービスを開始しました。以後順調に発行枚数を増やし、2015年5月には10万枚を突破しました。今年12月6日には、地下鉄東西線の開業に合わせ、当社バスにおきましてもicscaのサービスを開始します。

導入予定エリア

1.現在の磁気カード乗車券が利用可能な以下の路線においてicscaが利用可能になります。
2.一部高速路線についても導入を検討しております。

会社 路線
宮城交通 市内線全線
ミヤコーバス ・吉岡営業所(吉岡線)
・村田営業所(川崎線)
・塩釜営業所管内全線
(利府線、利府青山線、菅谷青葉台線、汐見台団地線、葉山赤沼線、ゴルフ場線、塩釜市内循環線、多賀城東部線、荒井多賀城線※東西線開業時に新設する予定の路線です。

icscaでできること

できるコト(1)

運賃支払いがスムーズかつスピーディーにできる!

事前にカード内へチャージ(入金)しておくことで、バスや地下鉄の運賃支払いに利用できます。タッチ時の情報を読み書きに要する時間は、わずか0.3秒です。また、上下左右や表裏の区別もなくパスケースやお財布に入れたままでもタッチするだけなので、降車時の運賃精算に要する時間が減少し、スムーズな降車につながります。

できるコト(2)

繰り返し使用できる!!

icscaは、使い捨ての磁気カードと異なり、チャージすることで、繰り返し使用することができる環境にやさしい「エコロジーな」カードです。チャージは、乗車券発売所や地下鉄駅のほかに、バス車内でも可能です。

できるコト(3)

紛失しても再発行できる!!(記名式カードのみ)

icscaには、使用する人の氏名、連絡先等をカード内に記録する記名式カードと、使用する人を限定しない無記名式カードの2種類があります。記名式カードでは万一紛失した場合でも、登録された情報からカードを特定し、再発行を行うことができるので、安心です。

できるコト(4)

定期券としても利用できる!!

記名式icscaは、情報を書き込むことで、定期券として使用することも可能です。さらに、1枚のicscaに当社バスや市バス、地下鉄の定期券を載せることができます(福祉割引用icscaや学都フリーパスを除きます)。
また、定期券の区間を超えて乗車した場合、降車時に区間外の運賃を自動で計算し、SF残額から自動的に乗り越し精算が行われます(定期区間外の利用でもタッチするだけ)。

できるコト(5)

たまったポイントで運賃支払いができる!!

当社バス・地下鉄・市バスそれぞれの「1乗車ごとの運賃」に、「当月中(毎月1日から末日までの間)の乗車回数に応じた基本ポイント率(事業者ごとに異なります)」を乗じて、基本ポイント数を計算します。
事業者ごとに計算したポイント(基本ポイントと乗継ポイント)を合算したうえで利用の翌月10日に付与されます。
たまったポイントは、有効期限内(利用の翌月10日から翌年の同月末日まで)に乗車券発売所や仙台市交通局の地下鉄駅券売機等でicscaに入金(ポイントチャージ)することで、運賃の支払いに利用することができます。

【当社の基本ポイント率】
当月の乗車回数 ポイント率
1回目 ~ 19回目まで 5%
20回目 ~ 39回目まで 10%
40回目 ~ 59回目まで 20%
60回目以降 30%
【乗継ポイント】

地下鉄と当社バス又は市バスを60分以内に乗り継ぐと、2回の乗車を1組として30ポイントがたまります。※どの停留所とどの地下鉄駅間で乗り継いでも適用されます(現在、磁気カードで実施している乗継指定駅と乗継指定停留所の制度は廃止します)。
※大人割引と小児は15ポイント、小児割引は7ポイントになります。

できるコト(6)

Suica仙台エリア内での相互利用ができる!!

2016年春には、icscaとSuica(仙台エリアのみ)との相互利用が開始され、icscaでJR東日本の仙台エリア内でも利用できるようになるほか、SuicaとSuicaが相互利用する全国9種類のICカードで当社や市バス、地下鉄の利用ができるようになります。

その他

1.磁気カード乗車券は、icsca導入時に発売を停止し、その約1年後に利用を停止する予定です。
2.バス・地下鉄乗継乗車券は、icsca導入時に発売と利用を停止する予定です。
3.icscaには電子マネー機能はありません。


icscaのその他の基本的な情報は
仙台市のホームページをご覧下さい。